奇跡の人 ヘレンケラーとサリバン先生

　アン・サリバン先生の数奇な生い立ち
 
 1866年貧しい移民農民の子として生まれる。
3歳の時、目の病気トラコーマになる。
9歳のとき　母親が亡くなり体の不自由な弟と救貧院へ入る。
まもなく弟が亡くなり、父ともその後連絡が取れなくなる。
アンも目の病が悪化し盲目となる。天涯孤独となりしかも目が見えない・・・
アンは絶望し食事を取らなくなり自室に丸くなり他者の呼びかけにも
応じなくなる・・・　そんな中、一人の婦人（看護婦？清掃婦の記述もある）が
聖書の神様キリストのはなしを毎日し、彼女の懸命な働きかけと祈りにより
やがて、アンは除々に心を開くようになる。
14歳のとき、学校へ行きたいと訴え　盲学校へ入る。　数度の手術を受け　
字が読める程に回復するが、光に弱くいつもサングラスを掛けていた。
在学中　盲唖の友人と指文字で会話する事を覚える。
1886年アンは優秀な成績で卒業する。　
その後電話の発明者でもある　ベル博士（聴覚障害児の教育研究者）の仲介で
ヘレン　ケラーの家庭教師となり、その後50年間

ヘレンと苦楽を共にする。アンは自身の数奇な生い立ちゆえに、

誰よりもヘレンを理解し得たのでは・・・


　サリバン先生のヘレンへの言葉
　　　　　
　　　　　失敗したら初めからやり直せばいいの
　　　　　その度にあなたは強くなれるのだから



　ヘレン　ケラーの言葉

　急がず混乱せずに　はっきりと考えること
すべての人を真心こめて　愛すること
最高の動機に従って　万事を処理すること
躊躇せずに　愛の神に委ねること

　三重苦の人　ヘレン　ケラーを　奇跡の人と変えたのは

　　躊躇せずに愛の神に委ねること

この告白の中にあるのです。
愛の神とは　キリスト　イエス（救い主として救う者の意）
十字架で神の愛を示され　創造主、父なる神への

道となり　真理となり　生命となられた方
この方　十字架のキリストに　委ね、贖われる時
キリストの復活の恩恵の中に招き入れられ、

神に生かされる者と変えられるのです。
新約聖書の４福音書（マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ）には

　十字架そして復活によって
変えられた弟子達の姿が記されています。


　ヘレン　ケラーの言葉
　　　　　　　　　　
　神様という友人に対して
子供のように信頼することは
ありとあらゆるところから　やってくる
問題を解決してくれる。



　ヘレン　ケラーの言葉

　いつも、顔を光に向けていなさい。
そうすれば、闇を見なくて済みます。
いつでも、真理に目を向けていなさい。
そうすれば、心の不安は消えていきます。

　まだ何もない時、キリストは神と共におられました。

キリストは、いつの時代にも生きておられます。キリストは神なのです。

　このキリストが、すべてのものをお造りになりました。
そうでないものは一つもありません。　

キリストには永遠のいのちがあります。全人類に光を与えるいのちです。

　そのいのちは、暗やみの中でさんぜんと輝き、

どんな暗やみも、この光を消す事はできません。　

イエス・キリストこそほんとうの光です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネ１：１～７）リビングバイブル


　イエスは彼に言われた。『私が道であり、真理であり、いのちなのです。』

わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネ１４：６）新改訳聖書

　
　試しに、目を閉じてみて下さい。明るい所だとまだ光を感じるでしょう。
さらに、両手で両目を覆ってみて下さい。　　

ヘレンケラーはその暗やみの中で心の中でさんぜんと輝く、

光なるキリストに顔を向け、真理なるキリストに目を向け　
この地上の旅路を歩まれたのです。


心を尽くして主に拠り頼め。
自分の悟りにたよるな。
あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
自分を知恵ある者と思うな。
主を恐れて、悪から離れよ。
それはあなたのからだを健康にし、
あなたの骨に元気をつける

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（箴言３：５～８）新改訳聖書



http://www.thka.jp/helen/life.html←　ヘレン　ケラーの生涯、詳細はここをクリック！