最高の動機によって万事を処理すること!
いそがず 混乱せずに はっきりと考えること
すべての人を真心こめて愛すること
すべての人を真心こめて愛すること
最高の動機に従って 万事を処理すること
躊躇せずに 愛の神にゆだねること
これは 見えない、聞こえない、話せないの三重苦の人
ヘレンケラーの言葉です。
サリバン先生に指文字、言葉を教わり 後には発声を訓練し
言葉も話せるようになります。サリバン先生の助けを受け
努力の末、大学も卒業します。著述や講演など行いますが、
婦人参政権、公民権など社会的弱者擁護の活動や
社会主義的発言をしたため、FBIからマークされます。
そのため、講演依頼などじょじょに減り、見世物一座で各地を
回った事もありました。けっして全て順調ではなかったのです。
その後、盲人協会の啓蒙の仕事をするようになり、
米国国内はもとより 世界各地を訪問しました。
日本へも三度来日されています。1937年(昭和12年)には、
船で来られ4月から8月迄 日本各地で講演し大歓迎されました。
ヘレンケラーは神と人とに仕え奉仕するという 最高の動機を
もってその生涯を歩まれました。上記の珠玉のことばは、
ヘレンケラーのモットーといえるのではないでしょうか。
神を愛し、人を愛する・・・生涯
聖書の最大の戒め
『心をつくし、思いをつくし、知力をつくしてあなたの神である主を愛せよ』
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』(マタイの福音書22:37.39)新改訳聖書
1964年 大統領自由勲章を授与 (83歳の時)