ハレルヤじじいの福音ブログ

ギターの好きなじじいです。

What a friend 「いつくしみ深き」の物語

讃美歌 312番 「いつくしみ深き」の物語
 
この歌のメロデイーは日本人なら誰でも知っています。
それもそのはず、明治43年(1910)に杉谷代水作詞
 『星の界(よ)』が文部省唱歌 として学校で歌われました。
《月なきみ空に、きらめく光、嗚呼(ああ)その星影、希望のすがた・・・》
 
 

明治の頃には讃美歌や外国民謡のメロデイーに日本の歌詞を付け
文部省唱歌として歌われました。
その後、岡野貞一作曲キリスト者 、高野辰之作詞 他により
「故郷」「おぼろ月夜」「春の小川」「もみじ」など
日本人による曲が生まれました。

 
昭和45年には川路柳虹作詞による『星の世界』が
音楽教科書に載り歌われました。
《かがやく夜空の、星の光よ、まばたく数多(あまた)の、遠い世界よ・・・》
 
教会式の結婚式などでも「いつくしみ深き」はよく歌われます。
 
 

     いつくしみ深き、友なるイエスは、罪、咎、憂いを
     とり去りたもう、心の嘆きを、包まず述べて
     などかは下ろさぬ 、負える重荷を 

 
上記は日本語の歌詞ですが、英語の歌詞はニュアンスが
少し違います。意味がもう少し深いというか、聖書的というか・・・
What a friend we have in Jesus.で始まる この歌詞は1800年代に
アイルランドからカナダに移住した息子が年老いた故郷の母親に
宛てた手紙なのです。
 
 
What a friend we have in Jesus
なんと驚嘆すべき友
なんという  友なんだろう  わたしたちの   イエス
 
all our sisns and griefs to besr!
                 神の掟にそむき     深い悲しみ    重さに耐える
神の掟(おきて)にそむき、深い悲しみと
その重さに耐えているすべての者を
 
What a privilege to carry
                  恩恵                  届く (伝わる)
素晴らしき 恩恵の中に導いて下さる。
 
everything  to God in prayer!
あらゆること                  天地創造主なる父なる神    祈り
主のみ前にすべてをゆだね、祈りましょう。
 
Oh what peace we often forfeit
ああ                          平安        しばしば   ・・を犠牲にする
ああ なんと私たちは しばしば 
心を取り乱しているんでしょう。
 
Oh what needless pain we bear
                        無用     苦悩       重さに耐える
ああ なんと私たちは無用の
苦悩の重さに耐えているんでしょう。     
 
All because we do not carry
それらは み心にかなわない。
 
everything to God in prayer
だから すべてのことを、主にゆだね祈りましょう。
 

81歳と83歳の尾崎ブラザーズの
素晴らしい讃美What a friend を 
お聴き下さい! 下記のURL
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