父の命令が永遠のいのちであることを知っています。
神である主は、人に命じて仰せられた。
『あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。
それを取って食べるその時、あなたは、必ず死ぬ。』
(創世記 2章16~17節)
その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木は
いかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、
いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
(創世記 3章6節)
神である主は仰せられた。
『見よ。人はわれわれのひとりのようになり、
善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、
いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。』
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので
人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。
こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、
エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。
(創世記 3章22~24節)
兄カインは土を耕す者となり、弟アベルは羊を飼う者となった。
ある時、カインは地の作物から主へのささげ物を持って来た。
また、アベルは羊の初子の中から、それも最良のものを
それも自分自身で、持って来た。
主は、アベルとそのささげ物とに目を留められた。
だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。
それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。
主は、カインに仰せられた。
「なぜ、あなたは憤っているのか。あなたが正しく行なったのであれば、
受け入れられる。ただし、あなたが正しく行なっていないのなら、
罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋し慕っている。
だが、あなたは、それを治めるべきである。」
しかし、カインは弟アベルに話しかけた。
「野に行こうではないか。」そして、ふたりが野にいたとき、
カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。
(創世記 4章1~8節)
あなたは、それを治めるべきである。
怒ることをやめ、憤りを捨てよ。
腹を立てるな。それはただ悪への道だ。
悪を行なう者は断ち切られる。
しかし主を待ち望む者、彼らは地を受け継ごう。
(詩篇 37章8~9)
モーセを通して天地創造主なる父なる神は律法を人類に与えて下さった。
(この律法を基に西洋諸国の法律が作られたという。)
与えられた地上の日々を人はどう歩むべきかを示したのが律法!
その中でも人類の指針とも言うべき十戒!
あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。
あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
あなたの父と母を敬え。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人のものを、欲しがってはならない。
(出エジプト記20章)
神の指で石の板に記された十戒は、三種の神器の一つとして契約の箱に収められ
幕屋と共に四十年間、イスラエルの民にかつがれ、荒野をさまよった。
やがて、乳と蜜の流れる豊かな地に導き入れられたイスラエルの民ではあるが
十二部族あった民はユダ族(ユダヤ人)だけになってしまった。
このユダ族から人としての救い主イエス・キリストはお生まれになった。
十字架で天地創造主なる父なるみ神の愛を、体現されたキリスト!
数々の奇跡を行なったキリストが捕らえられ、弟子たちは逃げ惑い
十字架上のキリストにユダヤ人たちは、「キリストなら、そこから
降りてみろ!そしたら信じてやる!」とののしる。
最期に完了した。と言われた。これは、キリストの流された血によって
律法が成就されたと言う意味である。
そして、三日後、永遠へのいのちの希望を携え「平安があなたがたにあるように」と言って甦ったと聖書は記す! 四十日間、多くの弟子たちの前に現れ、天に昇り
十日後、「助け主、慰め主なるキリストのみ霊、聖霊を弟子たちに」賜った。
永遠の命の木の実となられたキリスト!
最期の晩餐の時、パンを裂き、「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」
また、杯を取り「みな、この杯から飲みなさい。これは、わたしの契約の血です。
罪を赦すために多くの人のために流されるものです。」
これは、キリストのいのちを、きよめられた魂に頂くという、霊的な比喩である。
また、「主は、ぶどうの木あなた方は枝である。つながっていれば、多くの実を
結ぶ」とも言われた。
父の命令は永遠のいのちです!