ハレルヤじじいの福音ブログ

ギターの好きなじじいです。

恵みを千代まで!

十戒

 

1.  あなたには、わたしのほかに、 ほかの神々があってはならない。

 

2.  あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。

それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。

あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には

父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、

わたしを愛し、わたしの命令をまもる者には、恵みを千代にまで施すからである。

(ねたむ神の所以 聖書では、偶像礼拝をする者を姦淫する者と書かれています。)

 

3.  あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。

 

4.  安息日を守って、これを聖なる日とせよ。

 

5.  あなたの父と母を敬え。

あなたの神、主が命じられたとおりに。それは、あなたの齢が長くなるため、

また、あなたの神、主が与えようとしておられる地で、しあわせになるためである。

 

6.殺してはならない。

 

7.姦淫してはならない。

 

8.盗んではならない。

 

9.あなたの隣人に対し、偽証してはならない。

 

10.あなたの隣人のものを、ほしがってはならない。

                             (出エジプト20章、申命記5章)

 

このモーセ十戒をはじめ、モーセの律法の五書(創世記、出エジプト記レビ記

民数記申命記)には、事細かに様々な律法が書かれています。

 

過ぎ越しの祭りの起源

出エジプト記11章、12章にはこの過ぎ越しの祭りのことが記されています。

エジプトの奴隷だったイスラエルの民をエジプトの王様パロは難題を押し付け

出エジプトさせまいと策略します。そして、神はモーセ通してイスラエルの民に

過ぎ越しの祭りの指示を出します。

それは、1歳の羊かやぎをほふり、その血をかく家の2本の門柱とかもいにぬり

その夜はその肉を食べる。

 

『その夜、わたしはエジプトの地を巡り、人をはじめ、家畜に至るまで、

エジプトの地のすべての初子を打ち、またエジプトのすべての神々に

さばきを下そう。わたしは主である。

あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。

あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、

あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。

この日は、あなたがたにとって記念すべき日となる。

あなたがたはこれを主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠の おきて として

これを祝わなければならない。』出エジプト記 12章12~14節)

 

旧約聖書には創造主なる神に逆らい偶像礼拝をする、イスラエルの民の事が

多く記されています。12部族あったけれど、新約の時代にはユダ族(ユダヤ人)のみと

なります。イエスキリストはこのユダ族のダビデの家系から生まれます。

人であり、神であるイエスキリストは創造主なる神を体現されたかたです。

このイエスユダヤ人は十字架にかけて、殺してしまいます。

まさに、この時が代々守ってきた過ぎ越しの祭り最中でした。

前の晩、イエスと弟子たちは過ぎ越しの食事をします。この事を

レオナルドダヴィンチは最後の晩餐という 壁画で表現しています。

 

パンを取り感謝をささげてから、さいて、弟子たちに与えて言われた。

『これは、あなたがたのために与える、わたしのからだです。

わたしを覚えてこれを行いなさい。』

食事の後、杯も同じようにして言われた。

『この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。』

                            (ルカの福音書 22章19~20)

バプテスマのヨハネはイエスのことを

『見よ、世の罪を取り除く、神の子羊』と言っています。

十字架で流されたイエスの血は、人類の滅びのわざわいを通り越させる、

新しい契約だったのです。

 十字架の時刻は神殿で過ぎ越しの祭りの子羊が屠られる時刻です。

 (過ぎ越しの祭りは十字架の予型です。)